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2010年5月15日土曜日
イタチと大きい病院
そういうわけで、イタチは「大きい病院」へ行くことになった。
紹介状に書かれた病院へ行くと、確かにそれは大きい病院だった。入り口にはわざわざ今日の予約は3057人と書いてある。付き添いがいないのは私ぐらいで、地域の病院のように老人ばかりでもない。世の中には難しい病気に悩まされている人がたくさんいるのだなあ、とイタチは思った。さぞ待たされることだろうと思いながらベンチに座っていたが、実にあっさりと自分の番になり、イタチは慌てて近くの診察室のドアを開け、中へ入った。
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