2008年9月14日日曜日

プール一杯分の疲労について

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ずいぶん昔のことなのだけれど、スティーヴン・キングの『ファイアスターター』を読んだ時、これは頭が痛いということについての長編だと思った。こんなのは孫悟空以来だ。そしてしばらくは誰も頭が痛いことについて、書く気が起こらないだろう、と。

頭痛のタネがあっても、まあいいことにしよう。私の場合、さほど痛いわけじゃない。収まり方も尋常だし、そんなにも頻繁に襲われるというわけじゃない。

ところで今私が罹っているのは頭痛じゃなくて、プール一杯分もあろうかという疲労だ。だが残念ながら疲労という言葉を口にした瞬間から、私はもう眠りに落ちている。
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