2008年9月18日木曜日

ママはカフェにいる。

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ハリーポッターの作者が、スコットランドの首都エジンバラにあるカフェで、かのベストセラーを書き上げたことは、あまりにも有名である。そんなにも寒い町で、眠った子供を置いて夜のカフェへ出かけていくのは、どういう気分だろう?  だが実際に子供を持ってみると、一旦眠った子供はちょっとやそっとで目を覚ましたりしない。だが、子供がある程度大きくなっていて、ママはカフェに居るんだ、と思えているなら、それに越したことはないじゃないか、とも思う。ただいずれにしてもカフェへ出かけなければ、彼女はハリーポッターを書かなかっただろう。

どこでもいい、と思っていても、人はある場所で何か意味あることをするものであり、結局のところ、別の場所ではできないものなのである。
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