2008年10月15日水曜日

雲は流れて。

spaceイタチは河原でに寝そべって『ピギー・スニードを救う話』を読んでいた。だがそれは、正確に言えば「ピギー・スニードを救おうという話」のように、イタチには思えた。そして実際には、作者であるジョン・アービングが救うことができたのはピギー・スニードではなく町の子供たちではないのか?

まあ、イタチがピギーに多少同情的であっても、無理はあるまい。

それに、よく考えてみれば、イタチには、町のことはよくわからなかった。
space

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